Delta株

新型コロナウイルス デルタ株

イスラエルでは、ワクチンの接種が進んでいるにも関わらず、8月から再び感染が拡大し始めました。これは新型コロナウイルスの変異株である「デルタ株」によるもので、感染状況は、昨年と比べても、予防接種が進んでいる今年の方が良くない状況です。「ブレークスルー感染

https://news.yahoo.co.jp/articles/b13a9627afef110408fa0a06c5e6ff9c3321b72e

このデルタ株は、ファイザー社のワクチンを2回接種した後でも、ワクチンの防御機能を容易にすり抜け、再感染を起こす変異株です。また、このデルタ株は、感染力の強さに加え、ワクチン接種者を重症化させるADE(抗体依存性増強現象)を起こす危険性を持ち合わせます。

ADEによる重症化とは

ADEとは、ワクチン接種後、再感染で重化する現象のことで、これは、本来、身体の味方である免疫機能が働かなくなり、重症化を引き起こすというものです。


中和抗体と感染増強抗体

ワクチンを接種すると、先ず、身体では「中和抗体」と「感染増強抗体」という抗体が作られます。この「中和抗体」は、ウイルスを中和し、不活性化する働きを持ちますが、「感染増強抗体」は、ウイルスに乗っ取られ易く、もし乗っ取られた場合には、ウイルス自体を増殖させるように働かせられます。


   感染増強抗体 = 結合抗体

このADEを起こすとされるウイルスは、「コロナウイルス」や「エイズウイルス」、「MARS」、「SARS」などがあります。


そして、これらのウイルスは、中和抗体を無効化したり、「中和抗体」が減るのを待つことで、「感染増強抗体」を乗っ取り、自己増殖始めます。

この「中和抗体」が減り、効果が無くなり出すのが、4ヶ月くらいですので、ワクチン接種者は、この時期からの「再感染」と「ADE」に気をつけなければなりません。


そして、この「感染増強抗体」が体内にどのくらいの期間残るのかは、現在、治験中で、まだ、正確なデータはありませんが、ただ一般的なワクチンは2回の接種で3〜10年は「感染増強抗体」が残ると言われています。


故に、この「感染増強抗体」が残っている間は、再感染とADEのリスクが付いて回ることになります。


この下の動画は、ADEについて分かりやすく解説されていますので、是非、ご覧になってください。

https://m.youtube.com/watch?v=zdoep2O74C8&feature=emb_title


では、何故、ワクチン接種者の再感染が起こるのかというと、おそらく、この理由は、このデルタ株は、ワクチンの接種者から生まれるからだと思います。


抗生剤耐性菌

院内感染で良く問題となる耐性菌にはMRSAやPRSP、VRE、O-157などがあります。これは病原菌を抑えるために使用した抗生剤の乱用が原因で、その薬剤に耐性のある菌が生まれてしまう現象です。

MRSA : メシチリン耐性ブドウ球菌

PRSP: ペニシリン耐性肺炎球菌

VRE : バンコマイシン耐性腸球菌

O-157 : 大腸菌O-157

新型コロナウイルス デルタ株

もし、この新種のウイルス株が、薬剤耐性菌のようにワクチンの接種者から生まれると仮定すると、当然、その進化したウイルスは、ワクチンへの耐性を獲得しており、ワクチン接種者の防御機構を容易にすり抜けるようになります。


故に、現行のワクチンでは、デルタ株に対しての効果はありません。これは、イスラエルの感染状況からみても明らかです。


日本では、7月くらいから本格的にワクチン接種が始まりましたので、ワクチンの接種者の中和抗体の効果が薄れていく11〜12月を注視していきたいと思います。


つづく

0コメント

  • 1000 / 1000